子どもが産まれてから入る保険は、親の生命保険か子どもの学資保険か?
わが子の誕生はとてもうれしいものです。
この日に合わせて新生児用の肌着やベビーベッドなどを準備してきたと思います。
実際に家族が増えますので、これからの生活設計は大きく変わってきますね。
夫婦二人だけの時と、お子さんが生まれてからでは必要な保障も違いますので、見直せるチャンスだと思います。
見直しのポイントは2つあります。
親になったあなたに万が一のことがあった場合の生活保障と、生まれた子どもへの教育費の準備についてです。
まずは生活保障から考えてみましょう。
不幸にも片親となってしまった場合の収入は、両親が健在時と比較して50〜30%程度に下がると言われています。
公的な援助も当然視野に入りますが、すぐに生活が立ち直るわけではありません。
このため、お子さんが高校を卒業する18歳までは必要な保障期間として考えましょう。
また、二人目、三人目が生まれた場合は末っ子の年齢が基準になります。
現在の年収を18倍した金額を、15年から20年の定期保険でまかなっておけば万全ですが、それなりに保険料も高くなりますから、5倍程度が現実的です。
というのも、5年あればご遺族も生活の手立てが何とか考えられるからです。
次に教育費の準備として考えてみましょう。
2013年度の税制改正で教育費目的で孫への贈与は最大1,500万円まで非課税となりました。
祖父母の資産を期待できる家庭にとっては大きなメリットですが、学資保険を使ってご自身で貯めていく方法もあります。
その場合のポイントは3つです。一つ目が早めの加入、二つ目が満期の時期、三つ目がお子さんへの保障の有無です。
一つ目の早めの加入については直感的に理解できると思います。
長く続けるほど、積み立てられる額は増えて行きます。
二つ目の満期の時期は保険商品として既に設定されていますが、高校進学時(15歳)と大学進学時(18歳)に満期(もしくは一時)保険金が支払われることが重要です。
三つ目のお子さんへの保障とは入院や手術となった場合のことですが、厳密に考えると必須ではありません。
むしろ特約保険料として付加されますので、利回りとして考えた場合は不利になります。
学資保険でも、親に万が一のことがあった場合の保障は含まれていますが、それはお子さんへの育英年金を支払うことや、以降の保険料が支払不要となる程度のことですので、十分とは言えません。
残された遺族の生活を考えると、保障という面では親の生命保険加入がベターです。
教育資金の積み立てと考えると、学資保険が選択肢に入りますので、実際に何が必要なのかをよく考えて保険を選びましょう。
既に加入されている方は、保険の見直し相談を受けることで、ご自身のライフプランに合っているか確認することができます。